
豊かな自然と大切にして、ものづくりに努めていきます。
綿は5,000年以上前から親しまれている、人にとって一番身近な天然素材。サスティナブルで環境に優しい綿の無限の可能性があると信じています。私たちは変わる時代の中でも変わることなく丁寧なモノづくりにこだわり、綿の進化を追求していきます。

CO₂排出量削減
当社が世界に誇る紡績「TNS方式」は、一般的な方式から一つ工程(粗紡)を省略しているため使用電力量 を抑えることができ、大幅なCO₂排出量削減につながっています。
一般的な方式に比べ、CO₂排出量を年間約7,000 トン(東京ドーム約3個分)削減 可能です。
(月間太番手5,500 梱・中番手 3,500 梱生産した場合)

ゼロエミッション実現に向けて
出雲工場では『ゼロエミッション(工場から出る廃棄物ゼロ)』を目指し、 紡績時に発生する落ち綿(短い繊維)を再び原料にして紡績する「リサイクル糸」の生産を行っています。
さらに、リサイクル糸の原料にもならないものは、農業用肥料への使用や、燃料用途への活用を検討しています。
最終的に工場から廃棄物を出さないシステムを確立し、ゼロエミッションの早期達成を目指しています。

綿を中心とした天然繊維にこだわる
当社は「綿を中心とした天然繊維」にこだわり続けています。
植物から できている物は自然に還る道理から、もちろん綿も自然に還ります。
当社は綿の可能性を追求し、弱点を克服することで、消費者に綿を使 っていただく機会を増やし、近年地球規模の課題とされている「マイク ロプラスチック問題」や「サスティナビリティ」への解決・貢献につな げていきたいと考えています。

「反毛(はんもう)」へのチャレンジ
使用後のタオルなどの綿製品を、機械にかけて繊維の状態に戻し、再び原料として使用する「反毛」の技術開発にチャレンジしています。同時に、反毛で生まれ変わった製品を、多くのお客様にご利用いただける仕組みや体制の構築もスタートしています。