綿花の恵みを手にする季節がやってきました

綿花の恵みを手にする季節がやってきました

朝晩の空気に秋の気配が漂い始めた今日この頃、出雲工場では綿花の収穫が始まりました。

       

この綿花は、私たちが大切に育ててきたもの。春に種をまき、夏の陽射しを浴びながらすくすくと育ち、そして今、ふわりと白く弾けるように咲いた綿の実が、出雲の地に豊かな実りをもたらしてくれています。
工場の敷地内で綿花を育てる取り組みは、自然との共生を目指す私たちの小さな挑戦でもあります。土に触れ、風を感じ、季節の移ろいを肌で感じながら育てた綿花には、機械では生み出せないぬくもりが宿っています。

収穫された綿花は、これから丁寧に選別され、紡績に掛けられます。その後、ハンカチとなり近隣の小学校の工場見学や卒業記念品として配布されます。ふんわりとした手触り、やさしい風合い──その一つひとつに、出雲の風土と私たちの想いが込められています。

ブログに戻る